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辛 明(しん めい)は、中国の通俗歴史小説『三国志演義』に登場する架空の部将。 袁紹の部将として、『演義』第30回に登場する。烏巣の奇襲に成功した曹操が、荀彧の策に従い、鄴と黎陽に兵を派遣して退路を断とうとしているとの流言を流す。すると袁紹はこれに引っ掛かり、袁尚に5万の軍勢を与えて鄴へ、そして辛明に同じく5万の兵を与えて黎陽へそれぞれ派遣する。それを察知した曹操は、手薄となった袁紹軍に総攻撃をかけ、これを散々に撃破した。この勝利により、官渡の戦いは最終的に曹操の勝利に終わったのである。 この後、辛明は登場しない。 == 参考文献 == *『三国演義』 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「辛明 (演義)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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